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Basement Workshop

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KENWOOD L-01T の修理 (その3)

やった!!! 直った!!

直った理由は不明(大爆笑)。 4011 を交換して以来、部品交換はしていないのだ。
やったのは、半田のやり直しだけ。
  • Cold Joint があった
  • 熱衝撃で IC の動作が戻った
のどちらかしかない。 問題と思われた 4066 (IC14) と 4069 (IC12) 周辺の半田のやり直しをしたら直ったからだ。
IC 14 の 5 番ピンのステレオ時の電圧だって、指示通りの完璧な -5.3V。 元通りになっていたのだ。
63eca0b7.jpeg





(念願の L-01T のサウンド)
前回交換した電解コンデンサのエージングも終わっていないし、セパレーションの調整もやり直す必要があるので、まだ最終的なことは分らないが、

素晴らしい。ピアノの倍音がとてつもなくリアル。

なのだ。 最初に聞えてきたのは、近所のコミュニティ FM でかかっていた、The Corrs の曲。
明らかに、Ratio でもない、PLL でもない音。

さて、後でメインのシステムに接続して試験、いや、試聴しよう。 うふふふふ(=病気)。


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KENWOOD L-01T の修理 (その2)

やっちまった-(笑)。

「これだ!」 と思った 4011 を交換しても、何も変化なし・・・。
「4011 がドライブできていない」 と思ったが、もしかして
  • ツェナーダイオードの故障
  • 受け側の 4066 の故障
4066 はツェナーダイオード経由で繋がっているので、4066 の故障ではないような・・・。
いずれにせよ、ツェナーダイオード自体か-12V の値かどちらかだろう・・・。
電源オフ状態でツェナーダイオードの抵抗を双方向で測定したときは問題なかったが。

道のりは遠いのか?(笑)

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KENWOOD L-01T の修理

ステレオでは無音、モノラルでしか聴く事のできなかった、KENWOOD L-01T。

<当初の解析と対処>
単純に、Stereo/Monaural 切り替え SW の出力信号の故障と判断し、ドライブ用トランジスタの交換をしてみたが、全く変化なし。

<その後の症状>
サービスマニュアルに従って、できる範囲の調整を行ったが、
  • まず、そもそもステレオに分離できていない
  • このため、ステレオ側に切り替えてもミュートがかかってしまう
  • 稀にステレオランプが点灯して音声が出力されることがある。 基板の振動でこの状態になることもある。
<今回の処置と結果>
KENWOOD の製品の電解コンデンサに故障が多いと聞いており、ここをなんとかしないと常に 「モヤモヤ」 なので 「まずは電源部の電解コンを交換してから」 。 電源基板の約 70% を超低 ESR 品に交換。PS.JPG





この結果、Stereo ランプが点灯し、音が出た! でも、音が Monaural のままだ!(笑)
いやいや、これで一歩前進。

<その後の調査と推測>
  • VCO の調整用 VR でステレオランプの点灯が変化することから、パイロット信号に対する同期はできている。 よってLR 切り替え回路以降に問題がある。
  • L/R スイッチング (SCA Switching) 用 IC14 の切り替え信号の Left 側 Low Level 信号が、-5.3V ではなくほぼ 0V。 これでは切り替えが出来ていないはず。
この切り替え信号は、IC13 (4011) の NAND 出力を 6V の Zener Diode 経由で -12V にプルダウンしたものだが、この NAND 出力の Low 側が 5V 程度にしかならない。 同 IC 内の他ゲート出力は Low 時に 0V となるので、このゲートだけが故障していると思われる。
 LR.JPG






4011 は購入してあるので、暇ができたら交換してみよう。

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FM 用ヘンテナ(その2)

調整済み 1/2λ Hentenna。

(調整1)
幅→70cmに縮小。
ディップメータ(SAGANT DM-250)による測定で、78MHz 近辺に共振していることが判明。


(調整2)
ドライブエレメント位置の上下により、SWRアナライザ(クラニシBR-200)で観測しながらSWRとインピーダンスの調整。
Hentenna下部から 58cm のところでかなり良好な点を発見。

SWR(最小値): 1.3@77.7MHz
Impedance: 82Ω@76.1MHz、13Ω@83.1MHz

SWRはかなり良好だが、Impedance が周波数の上昇と共にかなり降下するのは驚き。

(信号強度)
T-7、76.1MHz にて Folded Dipole 比で 1 セグメント上昇

(今後の展開)
形が直方形なので、壁や軒下に設置が容易と思われる。
直径の太いアルミパイプを使用するか、Lアングルで強度を上げて設置する予定。
ただし、表皮効果がLアングルでどのように影響するのかは不明。

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FM 用ヘンテナ

ループ、双ループ、J-Pole と来たところで、やっとヘンテナ

1/2λ ヘンテナ、1 λ ヘンテナとあるが、とりあえず 1/2λ ヘンテナ。
76MHz をセンターとして、1/2λ  で 2m は長すぎるが、アルミパイプの長さが 1m なので、縦 2m とする。
幅は 1/6λ 、かつ 75Ω に合わせようとすると 67cm ぐらいだが、1m のプロトタイプとする(かなりいい加減)。

凧用に買っておいた竹籤?を使って支持用とした。まずは仮止めだらけだが、どのくらいなのかを試験。
Hentenna.JPG







76.1MHz から 83.1MHz の間での信号強度を見ると、Bent-Folded Dipole と同等。
一体、どこに共振しているのかを見るために、給電点にワンターンコイルを接続し、ディップメータで測定。
e64f09d9.jpeg




おお。 なんと、66MHz で共振している(笑)。
大雑把過ぎるが、これでもそこそこな動作をしているところが懐が深いアンテナだな。

ここから、幅を大体 70cm ぐらいまで切り詰めて、共振点がどのくらい動くか確かめながら調整しよう。
ここからは、冬休みの宿題(笑)。

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