あんなにボロクソにけなした J-POLE アンテナだったが、メーリングリスト上での記事を読むにつけ、悪くないアンテナだということが分かり、もう一度実験・検証してみようという気に。
・・・で、製作の参考にした HP と自分の作った J-POLE の残骸をもう一度比べてみて、驚いた。
300Ω フィーダを利用して "J" 型を作らないといけないのに、
スタブと反対側でショートさせていたのだ!!!
・・・てなわけで、その動作が興味津々の
水平設置として T-7 で受信してみると、現状でベストと思っているフォールデッドダイポールより帯域が広く、バンドの下部(76.1MHz)ではほぼ同等、バンド上部(83.1MHz)では
1 セグメント向上したのだ!
水平に仮設置したときの状況がこれ。
コイル状に縛ってあるのは、チョークバラン。 メーリングリスト上では必要説と不要説が半々。
(重要な覚書)
設置場所を移動してみたとき、とんでもなく信号強度が落ちたときがあった。 なんと、300Ω フィーダが
180 度捻じれていたのだ。 たったこれだけで、性能が台無しにもなる。 T-7 のシグナルメータのレベルが方向や張り具合を変えただけで変動するは、不安定要素があるからなのか。
現状一番良いと思われるのは、フィーダを水平にし、スタブ側を放送アンテナ方向に向けたとき。逆は要実験。
とにかく、私のミスで J-POLE のイメージを悪くしてゴメン(開発者殿)。 いいアンテナでした。
水平でも実用可能な事を確認できて、満足。
(
折りたたみ式 J-POLE アンテナの作り方ムービー)
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