
最適同調点(?)が上下する、YAMAHA TX-900。 調べてみると、
IFT の同調が一定しない(=調整範囲外)ということが分かってきた。
ところが、TX-900 の IFT のスラグの穴形状が 「□」 なため、所有のツールの中には無かった。
そこで爪楊枝(笑)で自作して使用していたが、木が柔らかくて途中で使用不能に。
ここで悪夢が(笑)。
「一回だけ」 と思い、マイナスドライバを使ったのが運の尽き。
スラグを割ってしまったのだ・・・。
IFT を売っているパーツ屋がほとんど無いのに加えて、あったとしても 455kHz 、10.7MHz それぞれ標準的なものであり、このスラグの径のものは絶望的・・・。
気を取り直して、この時期に生産された YAMAHA のチューナーでジャンクのものから移植を図ることに。
入手したドナーは TX-500。 ところが、下位モデルとは言え、
回路構成とパーツの種類が異なっている!
・・・気を取り直してよく観ると、
プラスティックモールド型の IFT に同じスラグが使われているではないか!
ここで、写真のような自作ツールを、
困ったときのお助け材料、竹籤(笑)で製作。
爪楊枝のように変形したりせず、完璧。 スラグの摘出・移植完了。
結局、振り出しに戻っただけ。
恐らく IFT の一次側に入っているキャパシタの容量抜けと、ハンダの劣化だろう。
買っておいた、温度補償用のキャパシタを足して実験してみよう。
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