KENWOOD L-03T の修理も長い間進んでいないのに (問題のIFT は特定できているが)、YAMAHA のT2x に浮気 (笑)。
(初期の状態)
・全体としては綺麗だが、傷だらけ。
・シグナルメータの中段が点灯しない。
・CAL TONE が動作しない。
・最適同調点 (マルチパス表示最少点) が 70~80kHz 下側にある。
・これまでのチューナ同様、音がいがらっぽい。ベースの音程が不明瞭。
(調整・エージング後)
RF/IF 段調整、レシオ検波のNULL 点調整を行った後長時間動作させていると、最初に感じた違和感が後退してきた。
TX-900 の調子のいい時 (笑) と、ST-S555ES の中間のような良い音がする。
高音の抜けが若干悪いものの、チェロの運指の音と楽器の固有共振の音がよく聞こえ、遠近感と倍音の分離感がよい。
気まぐれなTX-900 などに比べると安定感が抜群にいいが、全幅の信頼を置いているT-7 に比べると、透明感とか空気感に欠ける感じ。
(今後の展開)
・CAL TONE/シグナルメータの動作不良は、全半田のやり直しの結果待ち。
・RF/IF 段、アナログアンプの電源ラインの電解コンデンサ交換
・各歪補正の調整
(蛇足)
妨害なのかノイズなのか分からないが、今日の電波のコンディションが今一だった。
そこで試しに市販の3 エレアンテナに換えてみると、若干信号強度は上昇するものの、ノイズだらけでステレオになったりならなかったり (Local Mode)。
信号強度はそれほどでもないのにちゃんとステレオになる、自作狭帯域直接給電2 エレ八木。
AC ラインにコアを複数挿入しているT-7 とこのアンテナの組み合わせでノイズが低く透明感を感じるのは、
AC ラインとアンテナ経由で相当ノイズが混入している証拠。
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